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セクション: 解説記事

基礎能力試験とは何を対策すべきか

基礎能力試験は全受験者が受ける30問の試験で、知能分野24問と知識分野6問に分かれる。何が問われ、どう対策するべきかを解説する。

編集デスク

公開日

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基礎能力試験は、一般職試験の受験者全員が区分を問わず受ける第一次試験の科目である。多肢選択式で30問、判断推理・数的処理・文章理解・資料解釈からなる知能分野24問と、自然科学・人文科学・社会科学・情報の現代的な知識を問う知識分野6問に分かれる。区分別の専門試験と合わせて第一次試験の合否が決まる。

なぜこの試験が重視されるのか

行政区分と技術区分の受験者がまったく同じ30問を解くため、基礎能力試験は第一次試験の中で唯一、全受験者が横並びで比較される部分になる。多くの対策では、知能分野、特に数的処理と判断推理を最も優先すべき分野として扱っている。反復練習によって解答スピードと正確性が着実に伸びる出題形式だからである。

知能分野では何が問われるのか

数的処理は高度な数学ではなく、論理と算術のパズルに近い出題で、時間内に構造化された問題を正確に処理できるかを測る。判断推理も同様に、構造化された思考力を図形や言語の問題に応用する。文章理解と資料解釈がこれに続き、この4分野は知識の量よりも、決まった型を素早く見抜く技術を反復で身につけることが効果的である。

知識分野では何が問われるのか

知識分野6問は自然科学・人文科学・社会科学・情報という広い範囲から出題される。範囲が広い一方で問題数が少ないため、多くの受験者はこの分野への学習時間を最小限にとどめ、知能分野や専門試験に時間を割く方が効率的だと考えている。

学習時間はどう配分すべきか

公式に定められた比率はないが、知能分野は反復練習で伸びやすく、知識分野6問は範囲が広すぎて学習時間に対する伸びが小さい、という試験の構造から配分の考え方は導ける。予備校なしで独学は可能かでも触れているように、独学者は知能分野の過去問演習を優先することが多い。

一般論文試験との関係は

行政区分の受験者は基礎能力試験に加えて一般論文試験も課される。多肢選択式とは異なる、構成力を問う試験である。詳しくは一般論文試験の内容と対策で解説している。

出題形式は年度によって見直される可能性があるため、最新の情報は必ず当年の官報告示・受験案内で確認すること。試験全体の概要は一般職試験(国家公務員採用一般職試験)の試験ページにまとめている。

よくある質問

基礎能力試験は区分によって内容が違うのか。 いいえ。行政・技術・教育のどの区分でも全員が同じ30問を解く。

知能分野と知識分野、どちらを優先すべきか。 多くの受験者は知能分野24問を優先する。反復練習で伸びやすく、知識分野6問は範囲が広すぎて効果が薄いためである。

この試験だけの合格ラインはあるのか。 基礎能力試験は専門試験(行政区分は論文も含む)と合算されて第一次試験の判定が行われるため、単独の合格ラインは公表されていない。

数的処理には高度な数学が必要か。 必要ない。論理と算術のパズルに近い出題で、構造化された問題を速く正確に処理する力が問われる。

分類

  • kokka-koumuin
  • exam-preparation
  • kiso-noryoku

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