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国家公務員一般職 大卒と高卒の違いとは
一般職試験には大卒程度試験と高卒者試験があり、年齢要件・出題内容・キャリアの入り口が異なる。どちらを受けるべきかを整理する。
編集デスク
一般職試験には複数の水準があり、大卒程度試験と高卒者試験は年齢要件・申込期間・出題内容がそれぞれ独立した、別の試験である。どちらの名称も学歴を必須とする資格要件ではなく、問題の難易度を示すものだが、それぞれの受験資格・出題内容・入職後の一般的な出発点には実際の違いがある。
なぜ大卒程度は学歴要件ではないのか
大卒程度試験の受験資格は年齢で決まり、学歴では決まらない。受験資格と年齢制限で説明した通り、試験実施年度の4月1日時点で21歳以上30歳未満であれば、学歴を問わず受験できる。名称は、大学レベルで身につける一般的・専門的知識を前提とした問題の難易度を示しているにすぎない。
高卒者試験は誰のための試験か
高卒者試験は、大学を経ずに中学・高校を卒業したばかりの若い世代を主な対象とし、その入り口に応じた事務職での採用につながる。出題内容もその対象年齢層に合わせて設計されており、年齢要件も大卒程度試験の21〜30歳という範囲とは別に定められている。両方を検討している場合は、それぞれの当年の年齢要件を個別に確認する必要がある。
試験内容は実際に違うのか
違う。両方とも筆記試験と面接という大まかな構成は似ているが、内容の水準はそれぞれの対象者に合わせて設計されている。大卒程度試験の基礎能力試験とそれに続く専門試験は、大学生・大学卒業者に見合う推論力と専門知識を前提としている。
採用後のキャリアも違うのか
配属先や具体的な業務は省庁や職種によって大きく異なるが、両方の水準は入職時点が異なる別の入り口として位置づけられている。キャリアの到達点についてはこの試験の受験資格自体には記載がないため、省庁ごとの情報を個別に確認する必要がある。
大卒程度の受験資格がある人は高卒者試験も受けられるのか
両者は対象とする受験者層が異なり、年齢要件も別々に設定されている。どちらを受けられるかは当年の受験案内で個別に確認すべきで、前年の規定をそのまま当てにしないこと。
多くの大学卒業者はどちらを選ぶべきか
多くの大学生・大学卒業者は大卒程度試験を選ぶ。出題内容と年齢要件がその層に合わせて設計されているためで、このサイトの一般職試験に関する内容も国家公務員一般職試験とは何かを含めて主にこの水準を前提としている。まだ高校在学中、または大学進学の予定がない場合は高卒者試験が実情に合う選択肢になる。
よくある質問
高卒者試験の方が大卒程度試験より易しいのか。 単純に易しいわけではない。対象とする受験者層が異なり、それぞれの層に合わせて出題水準が設計されている。
大学卒業者でも高卒者試験を受けられるのか。 各水準の受験資格は人事院がその水準の対象者向けに定めている。学歴が変わっても資格が自動的に変わるわけではないため、当年の受験案内を確認する必要がある。
高卒者試験に合格しても同じような仕事につながるのか。 両方とも一般職として国家公務員のキャリアに入るが、入り口・初期の配属・出題内容は水準によって異なる。
申込期間は両方同じか。 いいえ。それぞれの水準に個別の申込期間が毎年設定されている。
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